オーバーサイズゆえ、ボリュームのあるインナーを合わせたり、袖を腰で結わえてボトムスとしたり、さまざまな着こなしが楽しめるジャンプスーツ。トレンチコートに使われるような高密度コットンギャバジンを使用し、マニッシュな魅力満点。一着で主役となる迫力を持っている。優雅なシルエットに加え、裾のスリットやメタルボタンなどがモードなアクセントに。
MA-1の中にカバーオールを合わせた、大胆なレイヤードスタイル。MA-1はショート丈で仕上げているため、ハイウエストでTシャツをタックインするような着こなしにもマッチする。素材はアクアフィル社の再生ナイロン素材「ECONYL」を使用。中綿入りで、シーズンを通して長く着られるのもうれしい。都会に映えるモダンなミリタリーを探究したい。
今季のメイン素材ともいえる高密度ギャバジン。表面には光沢を与えるシルケット加工が施してあり、そこはかとなくラグジュアリーな魅力をたたえている。アノラックブルゾンは、首元までジップが付き、着脱性を高めるとともに、インナーをのぞかせて色のコントラストを利かせることが可能だ。同素材のボトムスは丸みを帯びたワイドシルエット。セットアップ感覚で合わせることで、クリーンで都会的な雰囲気に仕上げた。
アウターに強いタトラスらしく、ワンアイテムで装いを引き締めるような力のあるトップスが豊富にそろう。左は、M-51パーカをショート丈で解釈したようなデザインのブルゾン。ボクシーなシルエットがトレンド感を演出する。中は前項の白の色違いで、ご覧のとおり、暖色のトーンスタイルと好相性。同系色でまとめて、ミニマルな緊張感を持たせたい。写真右のブルゾンでのタイドアップは今季のトレンドのひとつ。ネクタイやシャツを同系色でまとめることでシックで大人っぽい印象がグッと高まる。モードなトップスに負けないように、ボトムスは素材、シルエットともに迫力あるものを選びたい。こちらはコットン混ナイロンの光沢と凹凸のある独特の風合いが魅力。大ぶりなバックルベルト付きで、タックインしたときの存在感も十分。
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タトラス コンセプトストア 青山店
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[Staff]
Photographs / Dai Yamashiro (Home Agency)
Styling / Daichi Hatsuzawa
Hair / Hirokazu Endo(ota office)
Makeup / Tamayo Yamamoto
Models / Mikiya Nakano(TOMORROW TOKYO),
Dennis(WIZARD MODELS), Fernanda(BRAVO MODELS)
Text & Editing / Ryuta Morishita