2023年3月、WBCでの早速の活躍が全国をにぎわせているメジャーリーガー・大谷翔平選手。2022年、史上初の投打W規定数達成と104年振りとなる2桁勝利2桁ホームランという大記録を樹立した偉業を記念し、京都の老舗ジュエラー「IMAYO(今与 本社:京都市中京区烏丸通竹屋町上ル大倉町218)」が純金&プラチナ記念コインペンダントを発売しました。
3月7日より予約が開始されたこのコイン。周囲は1カラットの天然ダイヤモンドがあしらわれており、ペンダントとして使用できるというもの。早速直に製品(サンプル)をチェックしてきました。
「絵が上手い」と評判の大谷翔平選手が自らスケッチしたイラスト入り
「大谷翔平」と検索エンジンにかけると、「絵が上手い」と予測候補が出てくるほど絵心があると評判の大谷選手自らスケッチした二刀流イラストロゴ、裏面には直筆色紙から起こしたサイン。この2つが刻み込まれたコイン部分の製作監修は「現代の名工」、江戸銀師である二代目上川宗照氏が担当したもの。スケッチ画の細かいタッチも、直径2cmあまりの範囲にもかかわらずかなり丁寧に再現されていて、目を見張るものが…。
記念品をつくるのであれば、しっかりしたものを…との希望があったことから、最高の技術を注ぎこむことにしたという逸品。もちろん、大量生産品にするつもりはなく、純金製は限定340点、プラチナ製は限定150点のみの限定販売。
「本当にいいもの」をつくるため入手方法は受注販売に限定
企画の話を持ち掛けたのはおよそ1年半前。
「大記録を達成する前でした。2021年MVPをちょうど獲得される頃に、大谷選手の野球に対する姿勢、常に進化する姿に160年続く企業として感銘を受け、記録の標(しるし)として形あるもので携われないかと考えていたところ、ご縁の繋がりを経てコラボ商品の実現にたどり着くことができました」
こう経緯を語るのは、布施貴弘=東京営業部部長。「今与」は1861年創業。江戸時代に小間物屋としてスタートし、ジュエリーの製造から販売まで一貫して営んできた企業ですが、現在では天然ダイヤモンドを中心に、多方面での宝飾ビジネスを展開。その開発力はサステナビリティにも注がれ、天然ものと遜色ない品質を誇るラボグロウンダイヤモンド(SHINCA)も手掛けています。
MLB・大谷選手側も、ものづくりへの姿勢を評価したからこそ実現できたこの記念コインペンダント。3月15日時点で予約販売枠の7割以上が埋まってしまっているそうですが、まだ間に合うかもしれません。手に入れたい人はお早めに。
※限定数はそれぞれ、大谷翔平選手2022シーズンのホームラン数(34本)と勝利数(15勝)にちなんでおり、すべてシリアルナンバー入りでお届けします。また、価格は予告なく変更になる場合があります。